倍率1700倍!?就活で中々内定が貰えない理由。
こんにちは!!
就活アドバイザー、TenNです。
タイトルの1700倍という数字はハッタリではありません。
実際の数字です。
就活をまだ始めていない方も、始めている方も
内定を貰える倍率が高校や大学受験と比べると桁違いに高い。
という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
なぜ高いのかを知り、対策を立てることで
内定に一歩近づきます。
大学受験の倍率も載せているので比較してみていきましょう。
まずは、なぜこのような高倍率になるのか考えて見ましょう。
◯実際の倍率はどれくらいか
まず誰もが知っている東京大学の受験倍率です。
東京大学経済学部経済学区 : 4,7倍
参照URL:https://passnavi.evidus.com/search_univ/0220/bairitsu.html
倍率が高い学部をピックアップしました。
合格者数は医学部理科三類で98人。
5,4倍なので志願者数は529,2人。
他にも、GMARCHや有名な私大をみてみましたが、
10倍を超えているのは、センター後期受験ぐらいでした。
そして、大卒就活生の内定倍率(2014年卒)です。
総合職の競争倍率(マスコミ、広告)
235倍 WOWOW
180倍 読売広告社
165倍 東海テレビ放送
総合職の競争倍率(建設、不動産)
229倍 新日鉄住金エンジニアリング
129倍 住友不動産
129倍 大京
総合職の競争倍率(商社・卸売業)
476倍 伊藤忠食品
361倍 蝶理
210倍 国分
総合職の競争倍率(メーカー:素材・身の回り品)
1717倍 カルピス
1000倍 明治
550倍 森永乳業
総合職の競争倍率(メーカー:電機・自動車・機械)
180倍 日本信号
178倍 キャノンファインテック
140倍 東海ゴム工業
…etc
他の業界も1位は100〜500倍でした。
もの凄い数字ですよね。
このように新卒の就活が高倍率になるのは
理由があります。
◯なぜ数100倍になるのか
大学受験には明確な基準があります。
合格点を取ればいいんです。
しかも回答が決まっています。
就職活動の選考には明確な合格点はありません。
さらに、合格枠の上限に達していなくても、選考から落とされてしまいます。
選考に応募した人の中から上から順に何人といった採用は行っていないと思います。
もし合格枠5人で応募者が100人いた場合、4月や5月の時点で内々定が出ている人が1人もいなかったとしても
落とされてしまいます。
だからこそ、倍率が上がります。
◯高倍率を突破するために
倍率が高い理由は、
合格者数が足りていないくても落とされるから
ということは理解していただけたと思います。
では逆に、ポイントさえ押さえておけば
実際の倍率より内定が取りやすいということです。
倍率が高い=受けている人が多い
つまり、選考に応募した件数にたいして
不合格をもらう件数が多くなるということは当然です。
しかし、大学受験のように
一定の点数に達していなければ合格をもらえないというわけではないので
ノウハウを知り、どうすれば内定を貰えるのかを知っていれば
倍率はあまり怖くないでしょう。
◯まずは深く自己分析をしよう
他の記事でも書いてありますが、
就活のコツは、
いかに相手に自分を知ってもらうか
にあります。
知ってもらった後、合うか合わないかは企業に判断してもらい
合えば合格、合わなければ不合格です。
そして、
そもそも自分のことを伝えられなかったら
合うか合わないかすら判断してもらえません。
まずは自己分析をして、自分がどんな人間なのか理解しましょう。
やり方は以下の記事を参考にしていただいてもいいですし、
グーグルで
「自己分析 やり方」
でググってもいいです。
手っ取り早いのは、今すぐググることです。
今読んでいるこのブログの別タブを開き、検索しましょう。
今回のまとめ
◯倍率は高いところで100〜1000倍。ただし、10倍を切るところも中にはある。
◯倍率を恐れてはいけない。高校受験などの倍率と単純比較はできない。
◯明確な合格点がないから、倍率は高くなる。
◯まずは自己分析をしっかりと行い、他の就活生と差をつけよう。